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第50回「高良大社」 緑陰巨木めぐり 出会いウォーク

平成20年7月28日開催

 遥か昔より高良の山には神が住まわれ、人々は高良山の神々に祈りを捧げて生活の支えにしました。時は流れ、巨木を仰ぎ見れば永い歴史のうねりを幹に刻み、戦火に枝葉を焼かれながらも生き延びてきた生命力が霊威を放ちます。秘なる緑陰の森から元気をもらいましょう。

参加者は131名。暑い7月でもあり、今回は木陰の多いコースです。まずは祇園山から愛宕神社へ。愛宕さんも大きい!

大学稲荷神社へ。すごい日差し!幟旗の朱がまぶしかー。大学さんの“○に十”は島津家の紋で、薩摩から有馬家へ輿入れした姫様にちなむ御紋です。稲荷さんを篤く信心されたそうです。

島津からの姫様も同じように辺りを見渡したことでしょう、大学さんの社壇で一息つきます。暑いので小まめに水分を。大学稲荷の境内には自販機もありますから水を忘れた時にいいですね。
大学さんを出て、道の向かいにある鳥居を上がります。神籠石沿いにも登って行けますが、きょうは南谷へ下ります。

谷へ降り、あじさい苑の一角に出ました。6月、野趣あふれる高良山のあじさいが4000本、私たちの目を楽しませてくれました。

おっと、中にはまだ咲いているのもありました。で、パチリ。ずいぶん暑かろうに。

あじさい苑を抜け、一音院跡に出てひとやすみ。ここもけっこう広いです。最盛期26ヶ寺360坊あった高良山の寺院跡の一。

寺院跡の筆頭はここ、蓮台院御井寺跡、旧本坊です。明治に入り、有馬の殿様のお住まいや高良山の宮司官舎にも使われたところです。いま上がっているのは裏門。

今回は第50回記念のウォークでもあり、御本社向拝の大注連縄の奉納も行ないました。修祓の後、藁の用意から仕上げの一歩前まで事前に準備してくれた森光さんと久保山さんの指導により、最後に注連縄にないあげるのを皆で協力して行ないました。

ないあがった注連縄を皆でかついで、正面の中門から奉納します。途中、わっしょい!わっしょい!と威勢よく掛け声かける話もありましたが、皆さん静かに運んでくれました。ちなみに手前の黄色のヘルメットがその森光さん。

年末にもやりましたが、けっこうこれを上げるのが手間かかります。今回はロープで引き上げる工夫もしてくれて、ずいぶん上げやすくはなりましたが、結わい付けたりするのは大ごと。さすがは大注連縄。

ようやくできたかと思ったら左右の位置がズレ気味。微調整しなきゃいけません。せっかく奉納するならぴしゃっと決まってほしいですもんね。お暑いなか、これからけっこうかかりました。

前回、集合写真を大うつしにしたら意外に良かったので、今回も集合写真を大きくしてお見せします。真ん中の黄色のヘルメットが長年高良山に注連縄を奉納してくれている森光さん、そして、その左(稲益会長の右)にいるのが大注連縄の準備から協力してくれた久保山さん。それにしても暑くて暑くて暑くていやーもう大変でした、皆さんお疲れ様です。(ちなみにうしろの注連縄、ちょっと曲がってますが、後でバッチリ直しておきましたので、ご安心を)

さて、今回、記念すべき第50回の高良山ウォークを迎えることができました。これも皆さんのご参加とご協力のおかげです、ありがとうございます!!! また来月、お会いしましょう!

 


高良山ウォーキングくらぶ