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第53回 「高良大社」 神仏習合(其ノ弐)出会いウォーク

平成20年10月27日開催

 奈良時代、天平文化の代表格ともいえる古事記や日本書紀が生れ、世は政争に明け暮れる一方、筑紫大地震のような大災害が発生、さらに疫病が九州から全国へと広がるなどまさに激動の時代でした。天皇は奈良の大仏や宇佐八幡神に鎮護国家を託し、民衆は神仏に救いを求めました。

今回は95名。下宮社、百塔跡、二ノ鳥居から人道へ。ここが本参道。車道は後からできたものですぞ。皆さんのご先祖もここを登った!感慨深い。この辺は右側通行がマル。

鏡山神社の裏手、迂回路を経て下向坂を登ります。不動堂跡はたしかに鏡山神社付近。下向坂は本坂より登りやすく、見えている下向坂の鳥居も本坂下にあったものです。

下向坂を登りきり、社殿はもうすぐ!写真は下向坂の石灯籠。高良「玉垂宮」の旧社号が刻まれています。筑後には多くの玉垂宮さんがありますが、高良山はその中心です。
下向坂を登ると中門の朱色がチラッと見えます。きょうはこれでゴール?じゃなく、これからまだまだ歩きますよ。このまま社殿へは行かずに奥の院へと続く山道を目指します。

山道を行き、右手に見えるのが奥の院の鳥居。きょうは奥の院へは行かずに、鳥居手前を左へ折れて車道に向けて登ります。実はこの坂、けっこう急です。距離は短いけど。

車道沿いの奥の院の鳥居からすぐ右に登り森林公園に入りました。ここは休憩所に出る手前。枯れ葉を踏みしめ踏みしめ歩きます。秋の気配がかなりしてきましたなー。

さ、森林公園の休憩所で一休み。きょうは人数も100名くらいで大きく遅れるグループもなかったようです。リーダーたちの予想より早く着いたそう。いやいや健脚ですねえ皆さん。

休憩を終え、今度こそゴールの高良大社を目指します。ルートは尾根づたいの山道を歩き、杉の城を経由します。写真はちょうど奥の院の(車道沿いの)鳥居をすぎたところです。

山道に入り、杉の城を目指します。とちゅう堀の跡があるためにアップダウンもけっこうあります。杉の城も懐良親王ゆかりの地のひとつ。たしかに攻めづらいですねー。

杉の城に到着。高良の神さまの「住み飽いた」という伝説もあります。広くひらけてる訳ではありませんが、懐良親王の本陣の一つと聞くとなるほどと頷ける。南側随一の展望です。

 

順次ゴール。最後に記念写真で、はいポーズ! 

境内には七五三のおまいりのお子さんたちもいました。かわいいですねー。

さー、そろそろ秋も深まってまいりました。来月のウォークは11月24日。

11月のウォークといえば紅葉ですねー。紅葉まっさかりの時期になることを期待しましょう。

 


高良山ウォーキングくらぶ