ホーム 次回案内 写真 AboutUs 問合わせ

第57回 高良大社 平安時代出会いウォーク

平成21年2月23日開催

 奈良から平安京へ遷都して400年、高良山がもっとも繁栄したのはその後半期といわれています。795年、朝廷から従五位下の神階を授けられ、のち100年にわたって昇叙を続け、897年にはついに正一位に昇りつめました。朝廷との結びつきを強め、僧兵を擁して国司と拮抗する勢力にもなりました。

出目天満宮(左)の前にある袴着天神で由緒を説明。きょうはいつもの松尾先生はお休みなので、稲益会長自ら解説。ここも梅がきれいでした。

次は祇園山古墳へ。高良山には祇園山や礫山などの古墳、さらには古墳との伝承がある場所が点在しています。古代の支配層が高良山に拠った事が推し量れます。
ここは御手洗池。高良の神さまが手水をとられたとの伝説が残ります。高樹神社では熱心にお参りする人の姿もありました。高良山は信仰の山、神々が住まう霊山なのです。
御手洗池脇ではスイセンがきれいに咲いていました。さすが花時期だけによいですなー。たくさん咲いてましたが、ここはあえての接写で!

北谷から琴平神社へ。今回登った常夜燈から左に曲がり石畳を行くのが古道です。斜面の山道は迂回しましたが、一気に登りきる道もあります。とっても “急” ですけどね。

琴平さんの拝殿前から振り返っての眺め。見晴らしがとてもよいです。豊臣秀吉在陣の地としても知られ、おそらく数多の武将が陣を張ったことでしょう。永世和平の碑が右に。

この白梅は旧本坊の庭のもの。写真右の紅梅とともに、早春のこの時期、訪れる人の目を楽しませてくれます。左右に紅白並んでいます。

白梅と対の紅梅です。写真左下の奥に小さく紅白が見えるのがそれです。紅白の間を通れるので、足をとめて右・左と観賞してみたいものです。

中谷から旧本坊の裏へ出たところ。旧本坊の玄関前にイワシがあったのは、節分に邪気を祓う為にイワシの頭を門口にさした習慣によるもの。神主さん住んでますから、ここに。

50回到達記念の布花原さん。おめでとうございます。いやいや頭が下がりますねー。60回、70回とこれからも元気に一緒に歩きましょう。左隅の男(私デス)ちょっと邪魔だなあ(笑)

 

ゴール後の記念写真。はい、チーズ! 

谷めぐりも程よいコースでよかったです。雨が朝方まで降り、それでも65名のご参加がありました。

途中に石畳の道もあり、雨ですべりやすくなっていて心配しましたが、大転倒して怪我する人もなく、無事到着しました。

来月は春、3月。歩きやすい季節になってきます。皆さん、また元気に高良山ウォークでお会いしましょう!

 


高良山ウォーキングくらぶ