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第58回 高良大社 平安末期 出会いウォークご案内

平成21年3月30日開催

 平安時代、高良玉垂宮の造営は天皇の勅裁によって行なわれました。筑後一宮・九国二島の宗廟と称えられ、御神幸祭は九州の国司や郡司が参集奉仕しました。山中は大伽藍そびえる霊地として雅な神仏習合文化が華開き、山上山下に参詣人が満ち溢れました。当時を偲び、桜を愛でてのウォークです。

第58回を数えた高良山ウォーク。このまえ節目の50回記念を迎えたと思ったら、もう60回が目前!きょうはお天気でしたが少し肌寒い…これが “花冷え” (日本語って繊細〜)
御井寺さんの裏手を登ったところにある大師堂。お堂の広場の両側にはたくさんの石仏がまつられています。一体一体に高良山の長い信仰の歴史を感じます。
同じく大師堂前の仏様たちの一部。お地蔵様が多いみたいです。石仏の修復跡を見ると、高良山での廃仏毀釈が激しかったことも推し量れます。
御井寺さん、通らせてもらってすみません。御本堂(右側)へのおまいりはきちんとお願いすれば、こころよく応じていただけます。高良山仏教の流れを伝える由緒あるお寺。
今は、御井寺さんから見てまっすぐ突き当たった本参道(御手洗池に通じる細い道です)の角にまつられるお不動様。その昔は金明竹上(下向坂下付近)にお堂があったそう。
愛宕池の眺め。けっこう大きな池です。ふ、ふかそうです…歩いたmomijidaniさんによると、ここで珍しいものを見かけたらしいですぞ。何を?…内緒デス、フフフフフ
こちらは“高良山地蔵”。ここにもたくさんのお地蔵様がいらっしゃいます。廃仏毀釈のあおりを受けた高良山内のお地蔵様を、こちらに集めたと伝えます。
大学稲荷社で休憩。大学さんも桜が多く、この時期わたしたちの目を楽しませてくれます。桜の淡い色合いと稲荷さんの朱のコントラストがとても印象的。

稲荷さんの桜、これもきれいでしょう?見えている屋根は稲荷社の旧社務所で、その脇の桜が咲き誇っていました。今日イチバンのベストショットがこの写真!
ここは金明竹前の駐車場。すぐ隣の鷲尾山の車道脇からこのあたりの桜は、近年それは見事に咲くようになりました。目を見張りますもんねえ、ここは。

同じく金明竹前の駐車場。神仏習合時代の観音堂跡と伝えます。意外に急な斜面が多い高良山、平地のところはたいがいお寺や坊の跡であるともいいます。
今回、50回到達記念の高木さん。頭が下がりますねえ、ほとんど皆勤賞。それに受付も早く来られて人一倍元気なお声をかけてくれます。まだまだ一緒に歩きましょう!
 

ゴール後の記念写真。今回は116名のご参加をいただきました。ありがとうございます。

それではハイ、チーズ! 久しぶりに晴れたような気もします。桜を満喫の今回のウォーク!お楽しみいただけましたか?

ん?きょうの記念写真は真ん中が空いてますね(笑)もっと寄ってくださーい

桜もおわり、次回4月の下旬といえば、そう!「つつじ」です。楽しみですね、つつじの高良山ウォークでお会いしましょう!

 


高良山ウォーキングくらぶ