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第65回 高良大社 江戸時代 (其ノ弐) 出会いウォーク

平成21年10月26日開催

 もし書物が無かったら古い昔のことは分からない。水戸黄門でお馴染みの佐々介三郎が、歴史調査旅の途中、高良山にも立ち寄ったとの記録があります。高良山が九州でも有数の名所であった証です。明治に入り神仏習合文化はなくなります。有馬藩の統治は11代、250年の永きにわたりました。

きょうは朝まであいにくの雨。うまいことウォークの時間には雨もあがって広手を出発。下宮さんを目指します。途中お神輿がお休みする台座に使われた石の解説がありました。
下宮社から水明荘、本参道に出て、お不動様と御手洗橋でもご説明がありました。ここは二ノ鳥居前。「牛馬はここ迄」と知らせる石柱のお話もありましたね。
二ノ鳥居から南谷の山道を行きます。竹藪を抜けて奥まで。谷の小川をわたり、ぐるりとUターン。うっそうと茂る竹藪、ぬかるみが多いので足もとしっかり。
きょうはこまめにくるくると回りました。ここは神籠石を上がっているところ。このあと高良山地蔵の脇に出て、自得さんの説明を受けました。自得さんのお話、よかったですね。
その後も山道を行き、ここは即心さんたちの墓地前を通って稲荷さんの鳥居に出たところ。 「高良山の自然と史跡をだいじにしましょう」 本当にその通りです。
こちら大学稲荷さんでひと休み。江戸時代、薩摩の島津家と近い関係をもった有馬家のお話がありました。けっこうここまで歩きましたね。でもゴールの高良大社はもっと上です。
大学稲荷さん、三九郎稲荷さんから今日は鎮香丸稲荷さんにも寄りました。この辺りは高良山での稲荷信仰の拠点ですね。ここをあがったところの鳥居も稲荷さんのものです。
その稲荷さんの鳥居から座主墓へ向かう山道。左は崖下で、右上は実は車道が通っています。崩れて細いところもあるので気を付けて通ってください。
座主墓のところから車道に出ると、ちょうど13カーブの手前に出ます。そこから車道を行って鷲尾山、金明竹右の迂回路を通って下向坂下へ。
本坂下の路傍の秋桜。今ここは普通の車道沿いの駐車場と思うでしょうが、本来さにあらず。左右に大きな石灯籠や御堂もあったそう。ここも神聖なところなのですよ、本来。
さあ、本坂をあがります。一斉に登るとさすがに迫力がありますね。殿様も最後の石段の前に手前の広場で居住まいを正して登ったものでしょう。
手水舎の水盤に転用された八葉の石畳(現在の神籠石)の碑文は、その残欠部分が水盤の脇にあります。松尾先生にもここでご説明をいただきました。
今回で30回の川村さん。記念品の授与です。おめでとうございます。 50回到達の川島さん。50回マスターの名札贈呈、おめでとうございます。 60回!一般のトップ首藤さん。おめでとうございます。賞状は来月に(^ ^;)
 

10月に行われた今回の高良山ウォーク。

今回もウォークの最中はまずまずお天気がもってくれました。ありがたいことです。

次回いよいよ紅葉の時期となります。でもちょっと紅葉は早まりそうですかね。ウォークにバッチリなら言うことなし。

紅葉情報は 「高良山ブログ」 などで順次お知らせします。お楽しみに。それではまた来月!

 


高良山ウォーキングくらぶ