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あじさいの名所 高良山「あじさい園」。今年も見事な花が咲きました。6月14日 あじさい祭りが開催されました
6月、高良山の「あじさい園」。今年も見事な花が咲きました。
上の写真は、6月24日現在のあじさい園です。
青、紫、白など、色とりどり。美しく花開いていました。
あじさい園は、約3000平方メートルと広大。そこに4500株のあじさいが見頃を迎えています。
高良山の森と環境を守る会の皆さんが、「高良山に一層の親しみと安らぎを持ってほしい」と、
定期的に剪定作業・施肥などの手入れを行っておられます。
入園は無料です。
6月14日(日)「高良山あじさい祭り」が開催されました。
6月14日(日)、「高良山あじさい祭り」が、高良山参道中腹・旧宮司邸前広場で開催されました。
主催は、高良山の森と環境を守る会と御井校区まちづくり振興会の皆さんです。
今年も大勢の皆さんが来場され、ステージでの演奏や踊り、ソーメン流し、焼きそばなどの料理を楽しんでおられました。
そこには、初夏を迎えた高良山の美しさや御井校区の皆さんのおもてなしの温かさ。
高良山の山歩きを楽しんでおられる皆さんも大勢立ち寄っておられました。
今年も、お世話をされた高良山の森と環境を守る会、御井校区まちづくり振興会の皆さん、
そしてご協力された皆さん、誠に有難うございました。
会場に、「高良大社 平成の大修理」のご社殿御屋根替え杮板奉納の受付を設置しました。
皆様のご協力をお願いいたします。
久留米ツツジの原木群がきれいでした! 高良大社には天然記念物「髙良大社のツツジ群生地」があります
高良大社本殿の背後から南側の崖面に、「久留米ツツジ原木群」があります。
天然記念物「髙良大社のツツジ群生地」です。
小ぶりで色鮮やかな紅色のツツジ。
これは、樹齢200年を超えると推定され、久留米ツツジの原木とされます。
「近づいて見てください。これは、久留米ツツジの原木ですよ」
地元の方がこう言って、参拝者の方々に説明されていました。
「私は、今、高良山中腹のアジサイ苑の手入れをしてきたばかり。ここのツツジはよく手入れをされています。だから、こんなにきれいに咲いているんです」
参拝者の方々は、写真を熱心に撮っておられました。
久留米ツツジは、江戸時代末、久留米藩士の坂本元蔵(1785~1854)がキリシマツツジを原種として、新種の改良に成功したことで生まれました。
その際、坂本は、高良山及び梅林寺の境内に、多くのツツジを植えたと伝わり、そのツツジから種子を採取しました。
現在、梅林寺境内にツツジの古木は見当たらず、「ツツジの古木群生」は高良山のみに残るだけとなっています。
この季節に咲き誇る、久留米ツツジの原木の美しさ。
どうぞご参拝ください。
本坂の鳥居横に、ご案内しております。
4月 高良山の新緑がきれいです お越しください
新緑が美しい季節になりました。
高良山の各所も髙良大社の境内も萌黄色に染まっています。
高良大社の「大樟」、御神木も若葉が芽吹いてきました。
大樟
境内
二の鳥居の辺りは、新緑が眩しいほど。
ここから、車道をあがっていくと、新緑のトンネルがつづきます。
美しい青葉をまとった高良山。今だからこそ、楽しめますね。
ぜひ、お越しください。
高良山の各所
高良山つつじ祭り 山内のあちこちで満開でした ぜひお越しください!
高良山は、「つつじ祭り」で大賑わいです。
山内のあちこちで、ピンク、赤、白など鮮やかなツツジの花が満開を迎えました。
二の鳥居の手前にある「御手洗池(みたらいいけ)」、車道の脇、第6駐車場、
三の鳥居(本坂)付近、境内の久留米ツツジ原木群など、見所がたくさんあります。
素朴にして可憐な花「久留米ツツジ」の原木群。
約200株のツツジが境内を真紅に染めあげます。
高良大社から東に耳納スカイラインを5分程走ると、「久留米森林つつじ公園」もあります。
ツツジの名所「高良山」へ。ぜひお立ち寄りください。
下向坂石段(げこうざかいしだん)付近
境内の久留米ツツジ原木群 約200株のツツジが境内を真紅に染めあげます。
ツツジの古木群生地は、高良大社本殿の背後から南側の崖面にあります。
樹齢200年を超えると推定され、久留米ツツジの原木とされます。
久留米ツツジは、江戸時代末、久留米藩士の坂本元蔵(1785~1854)がキリシマツツジを原種として、新種の改良に成功したことで生まれました。 その際、坂本は、高良山及び梅林寺の境内に、多くのツツジを植えたと伝わり、その種子を採取しました。現在、梅林寺境内にツツジの古木は見当たらず、久留米ツツジにつながる「ツツジの古木群生」は高良山のみに残るだけとなっています。
高良山登山、ご参拝の皆さま、あちこちで記念写真をされています。
第6駐車場 車を停めてゆっくりご観賞ください
久留米森林つつじ公園
高良大社の「大樟」 御神木の若葉、美しいです
春、御神木である「高良大社の大樟」が美しい青葉をまとっていました。
大樟は、並立する二本の樟です。樹齢数4百年と推定され、樹高は1号・2号木共に約23.5mですが、
幹回りは1号木9mに対し、2号木は4.7mとスマートです。
1号木は地上1.5mの辺りから二股に幹分かれし、V字型に伸びて雄大な姿を見せています。
2号木は1本立ちの直幹で真っ直ぐに伸びています。
当社縁起書「高良記」によれば、「クスの木は神木として、御社殿等の用材としても一切使用しないという秘伝がある」と述べているように「御神木」として大切に育てられてきました。
大樟に近づくと、目には青葉、清々しい春風。
ぜひ、ご参拝の折りにお立ち寄りください。
福岡県指定天然記念物
高良大社の藤棚「藤の花」もどうぞ。 見事な花姿です
高良山・桜便り② 桜の名所を楽しみ、お参りをされていました
3月末、春の嵐の合間に爽やかな青空が顔を見せました。
待ちかねたように人々は高良山へ。
笑顔で、参道や車道を行き来されていました。
車道で高良山を上ると、道々に桜花爛漫。
そぞろ歩きで、写真撮影をする人々、
車を停めて窓を開け、しばし眺める人々。
皆さん、桜の名所の高良山を思い思いに楽しんでおられました。
孟宗金明竹の自生地そばの第5駐車場と第6駐車場では、
気軽に花見を楽しめます。
広々としていますので、車を停めて記念撮影をされている皆さんの姿がありました。
第6駐車場
第5駐車場
高良山の中腹を過ぎると、あちこちで桜吹雪。そして、萌え出た樹木の新芽に目を奪われます。
ゆっくり歩きながら、深呼吸。
車道でも参道でも、行き交う人々は互いに、「おはようございます」「こんにちは」のご挨拶。
心も身体も癒されるひととき。
春、高良山へお越しください。
そして、高良の神様にお参りください。
もうすぐ葉桜です
高良山・桜便り①大学稲荷神社・愛宕神社 満開でした
高良山は桜の名所です。
3月下旬、山内はすっかり桜が咲き、あちこちがピンク色。
参拝や山歩きの折りに、花に見入る人々で賑わっていました。
高良山は、自然と歴史の宝庫。
春のひととき、どうぞ、お越しください。
御手洗橋(みたらいばし)・放生池
ここは、もと谷あいで土橋がかかっていました。
安永年間(1772~80年)、久留米藩が今のように整備して放生池を営み、
享和3年(1803年)に石橋ができました。
古くから、神さまが手を洗われたと伝わり、「御手洗」の名が起こりました。
池の中には厳島(いつくしま)社が祀られています。
鯉が泳ぎ、えさやりを楽しむ人々の姿も見られます。
愛宕(あたご)神社
愛宕神社は京都府愛宕山の神さまで、火伏せ、火難除けの神として広く信仰されています。
特に牛馬の守護神としても篤い信仰を集めています。
寛文11年(1671)、現在地に鎮座されました。
大学稲荷神社
筑前・筑後稲荷十社の筆頭といわれ、明和8年(1771)、京都の伏見から勧請されました。
稲荷神社は、元々穀物の神でしたが、
その後、商売繁昌の神さまとして「御利益著(いちじる)し」と、庶民に親しまれています。
2月23日 九州国立博物館「国宝 大神社展」日帰り研修ツアーを行いました
高良大社主催で、九州国立博物館「国宝 大神社展」日帰り研修ツアーの参加者を募集いたしましたところ、多くの皆様にご参加いただきました。誠にありがとうございました。
この展覧会は、伊勢神宮の第62回式年遷宮を機に、神社本庁を始め、全国の神社の協力を得ながら、神社の宝物や文化財を集めて開かれたものです。
2月23日(日)、参加者の皆さんは、集合場所にて貸切バスに乗り、太宰府市へ出発。
九州国立博物館の会場に入ると、大勢の方々が熱心に鑑賞されていました。
展覧会は、「祀りのはじまり」「古神宝」「神社の風景」「祭りのにぎわい」「伝世の名品」「神々の姿」の6章構成です。
参加者の皆さんの目当ては、まず、福岡・玉垂宮の重要文化財『玉垂宮縁起絵』。社頭図と神功皇后伝説図がセットになった掛け幅形式の縁起絵です。
約2時間、それぞれゆっくり鑑賞し、感嘆の声。まさに、全国の神社パワーを結集した神道美術展でした。
参加された皆さんからは、「大切に守り伝えられてきた神像や宝物を拝観することができて、心が洗われるようでした」「第6章の『神々の姿』。神像は本殿の奥深くに秘められ、直接拝観することはできないもの。そんな貴重な神の姿が拝観できて幸せでした」「ぜひ来たいと思っていました。友達とこうしてバスで一緒に行けたので楽しかったです」など、感想をいただきました。
皆さま、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
9~10月例大祭「神賑行事」が開催されました
9月23日から10月14日まで、
例大祭のさまざまな神賑行事(しんしんぎょうじ)が境内において催されました
来年の高良大社例大祭(高良山くんち)でも、多くの皆様のご奉仕による神賑行事が催されます。ぜひお越しください
今回、たくさんの神賑行事の中から、いくつかご紹介します
獅子舞 高良山同志会
高良山獅子舞は、明治初期に高良山同志会により始められ、高良大社の御神期大祭に舞を奉納し、御神幸に先導役を務めました。一時中断しましたが、昭和52年に地元有志で再結成。
高良山獅子舞は、赤と黒2頭の獅子により奉納。よく見られる軽い獅子で舞う動きのある舞ではなく、重い獅子で舞う動きの少ない「神の舞」という舞です。
獅子が歯を打ちならす「歯打ち」も行われました
人が頭を獅子の口に入れて、「カチ、カチ」と鳴らし、心身共に健全であるようにと祈ります。
高良の神様に奉げる「技」「心」―
1年間の感謝とご神徳を祈念いたしました
風流 御井町風流保存会
御井町風流は、明治19年の御神幸の先祓いとして始められ、御神幸の折には高良山獅子舞と共に活躍していましたが、明治37年を最後に御神幸祭が途絶えたのに伴い、御井町風流も一時絶えました。
しかし、昭和52年に復活し、毎年お正月に高良大社の神前に奉納されています。
お正月のご参拝の際も、風流をぜひご覧ください。
古武道棒術 神影流心気道棒術
開祖は神影流の創始者である上泉伊勢守です。その神影流が約400年前、宮崎県高千穂の地で古神道と一体になり現代に至りました。
稽古を通じて心身の鍛練はもとより、集中力を養うことにも優れています。
舞台では来場者が参加しての交流の時間も設けられました。
第13回高良山剣道大会 高良山剣道大会実行委員会
第43回高良山弓道大会 久留米弓道連盟
第14回さつき盆栽秋季展 さつき盆栽趣味の会
第14回嵯峨御流生け花展 華道嵯峨御流諸岡社中
10月11日第23回「高良大社観月祭」を開催しました
「月神」と称えられる高良玉垂命のご神威を仰ぎ、
高良山の遠い昔に想いをはせながら、秋の一夜を楽しみました
高良の神様は「月神」といわれています。
高良の神様のご出現の日は、陰暦の9月13日。いわゆる「十三夜」で、美しい月が見られます。
古くからこの日に「月待ち」をする習わしが全国的にありました。
観月祭は、「月神・高良の神」にならい、月を愛でる祭りとして行われ、今年で23回を迎えました。
高良の神様のもとに集い、
大勢の皆様が、心ゆくまで観月のひとときを過ごしました
10月11日(金)
■観月祭
午後6時、本殿にて「観月祭」が執り行われました
■神事 奉納行事
神事に続いて、本殿、御神前において奉納行事が行われました
・ 仕舞「歌占」 久留米喜多流奉賛会
久留米喜多流奉賛会は永年に亘り、高良大社例大祭において謡曲の奉納をされています
・箏曲「秋の夜」 中村雅楽芙美 氏
久留米市三曲協会会長。平成3年の第1回高良大社観月祭より毎回演奏されています
・琵琶「耳なし芳一」 筑前琵琶保存会
筑前琵琶保存会(会主 青山旭子氏)の柳嶺鳳さんと槙田亮介さん(中学生)が演奏し、
大きな拍手がおくられました
・吟詠 「事に感ず」 錦城流 加藤城勲 氏
東京麻布に総本部を置く全国組織の創流60周年を迎える伝統と格式ある流派です
・二胡「赤とんぼ」他 鄧昱勝 氏
台湾出身の鄧さんは、現在久留米大学大学院比較文化研究科に在学中です
■直会(なおらい) 奉納行事 (境内・特設舞台)
みんなで聴き入り、拍手をし、笑い合い、
高良の神様の助力をいただきました
・雅楽 御井町雅楽同好会
昭和49年に発会。一時中断されていたものを平成5年12月に再編成
約20名の会員中、半数近くが女性です。高良大社祭典での雅楽奉仕、御井校区の芸能祭、他イベントに出演しています。(稽古日・毎週土曜日夕方、大学稲荷神社にて)
・久遠太鼓
立正佼成会久留米教会の青年部の皆さんです
久留米の伝統芸能を何か継承していきたいと考え、発足されました
・二胡 鄧昱勝 氏
本殿での奉納演奏に続いて再びステージへ
「アンコール!」の声に「故郷」を演奏され、会場の皆さんも合唱しました
・柳川日吉太鼓 柳川日吉神社
白秋の歌「あわて床屋」を太鼓で演奏されました
迫力のある演奏に、柳川の歴史と文化、人々の躍動感あふれる生活を感じることができました
・久留米にわか 久留米にわか保存会日吉ぎんなん社中
平成9年より、日吉町の日吉神社境内舞台にて「久留米にわか」が復活しました
約20名の皆さんが毎月第三火曜日に日吉神社にて稽古をされています
・斎館薄茶席・野点(二席) 表千家北村宗孝社中(福岡市)
お茶席でほっと一息。心をこめたおもてなしに、皆さんも笑顔です
■直会(なおらい)
直会とは、祭りの終了後に、神前に供えた御饌御酒(みけみき)を、神職をはじめ参列者の方々で いただくことをいいます。
お世話をいただき、おでん、豚汁などが振る舞われました
「おいしい、おいしい」とみんなでいただきました
■観月祭の臨時バスに乗って、高良の神様の元へまいりました
毎年、貸切西鉄バス(運賃無料)が運行されています
貸切バスを降りて、三の鳥居・本坂(ほんざか)へ向かいます
「ここは131段。ゆっくり上りましょう」
声をかけ合って、高良の神様の元へ向かいました
来年10月、ぜひ「高良山くんち」にお越しください
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