平成の大修理 国指定重要文化財 髙良大社のご社殿 お屋根ふき替え杮板(こけらいた)と銅板の奉納を受け付けております。杮板奉納は平成29年1月末までです。銅板奉納は以降も引き続き受け付けをいたします。
髙良大社では、「平成の大修理」としまして、40年ぶりに国の重要文化財であるご社殿(本殿・幣殿・拝殿)のお屋根葺き替え、中門・透塀の塗り替え、併せて斎館・授与所の改築を、順次進めております。
工事の進捗状況はホームページにてご報告しております。こちらへ →
高良大社ご社殿は、万治3年(1660)建築の国の重要文化財です。
約30年を周期にお屋根替えが行われ、近くは昭和51年に大々的な解体修理工事がありました。
それから約40年の歳月が過ぎ、屋根部分に傷みが進行し、雨漏りの危険性が指摘されるなど限度を超えたため、お屋根葺き替え工事を実施しております。
境内にて、「平成の大修理」の奉賛金・杮板・銅板の奉納を受け付けております。
ご支援をお願いいたします。
◆平成の大修理 奉賛
ご奉賛の詳細は、ホームページに掲載しております。
リーフレット(案内書)もご用意しております。
リーフレットは境内掲示板、社務所にて配布しております。
お気軽にお尋ねください。
リーフレット 境内に奉賛者のお名前を掲示しております
◆柿板(こけらいた)奉納 一束 1,000円 平成29年1月末までの受付となります
杮板は、お屋根葺き替えに使用するもので、薄いサワラの板です。
サワラは、ヒノキ科の常緑高木です。
皆さまに奉納いただいた杮板は、ご社殿の屋根に使用いたします。
今回の工事にて外した古い杮板です これは杮板記入の見本です
受付にて、申込書にご住所、お名前、お申込数を記入してください。
申込書と一緒に奉納金をそえて係員にお渡しください。
杮板には、住所、お名前などをお書きください。
「延命長寿」など、お願いごとなどを書いていただくこともできます。
どうぞ宜しくお願いいたします。
◆銅板(どうばん)奉納(一束 2,000円)もございます
受付にてお尋ねください。
12月31日 年越大祓式・除夜祭を斎行いたしました。多くの皆様がご参列されました。誠に有難うございました。
12月31日、午後3時より、「年越大祓式(としこしのおおはらえ)」を執り行いました。
大祓は、日々の生活の中で知らず知らずに犯している罪・穢れを祓い清め、清々しい気分で新しい一年を迎えられるよう願う神事です。
よく晴れ渡った青空の下、ご家族連れなど大勢の皆様にお集まりいただき、皆様の御協力によりまして、無事神事を執り行うことができました。
心より感謝申し上げます。
大祓の受付をし、皆様は御社殿の前に参列されます。
大祓詞(おおはらえのことば)の奏上の後、ご参列の皆様には、小さく切った紙片、切麻(きりぬさ)を身体にかけ、紙で作った「人形(ひとがた)」で身体をさすり、息を3回吹きかけていただきました。
こうして、この半年で積もった身体の罪けがれを移した「人形」を神事によってお祓いし、我が身の代わりにお清めいたしました。
大祓式に引き続き、除夜祭を仮殿にて執り行いました。
除夜祭は、今年最後の祭典です。
来し方に感謝し、佳き年を迎えられるように祈念いたしました。
誠に有難うございました。
お正月の初詣は厄年などにかかわらず毎年行うように、
大祓も毎回受けましょう。
どなたでもご自由に参列できます。
6月の夏越大祓式、12月の年越大祓式に、ぜひご参列ください。
◆大祓について
知らず知らずのうちに犯したであろう罪やあやまち、
心身のけがれを祓い清めるための神事です。
毎年6月と12月の2回、その月の末日に行います(夏越と年越)。
平安時代初期の国家の法制書『延喜式』にも記されており、古くから行われていたことが分かります。
ひな祭りの原形とされ、自分の罪けがれを移した「人形(形代)」を神事によってお祓いし、
我が身の代わりにお清めいたします。
当社においても伝統に則り、大祓式を厳修いたしております。
時期が近づきましたら、HPにてご案内いたします。