8月1日 「献灯祭」を執り行いました。8月中、灯籠と鳥居型イルミネーションが点灯します。夜景の名所・髙良大社に、ぜひおいでください。
8月1日(月)午後3時より、中門前にて「献灯祭」を執り行いました。
131段の石段(本坂)の両側に、毎年灯籠を奉納いただいた方々、そして地域の皆さまの家内安全や事業繁栄を祈念いたしました。
社殿正面の131段の石段(本坂)前、社殿、社務所の前にて、お祓いをいたしました。
ご参列の皆様に玉串拝礼をしていただきました。
本日はご参列いただきまして、誠に有難うございました。
◆8月の夜 灯籠点灯と鳥居型のイルミネーションをご覧ください
社殿正面の131段の石段(本坂)の両側にある「灯籠」に灯りを灯しました。
灯籠は、企業や地域の皆さまよりご奉納いただいております。
点灯期間は、8月1日より31日まで(午後7時~11時)です。
この点灯は、筑後地方の夏の夜の名物です。
8月の夜、高良山を見上げてご覧ください。
高良大社は夜景の名所です
NAVERまとめのWEBにて、高良大社が福岡の部で素晴らしい夜景のひとつとして選ばれています。
「【九州】デート・観光で女性が絶対に喜ぶ夜景スポット厳選51 」
ぜひご覧ください。
工事進捗状況 第三回 7月4日、柿葺き初め祭を斎行。御社殿の柿葺き工事が始まりました。
7月4日より、御社殿の屋根の葺き替え工事が始まりました。
柿葺き初め祭を斎行、工事に先立ち、開始の奉告、並びに安全無事を祈り、さらに御屋根の祓い清め、柿板の葺き初めの神事を奉仕いたしました。
御本殿より葺き替え工事が進められていきます。
今回は「保存修理工事」として、傷んだ部材は新調し、従来材で傷みのないものは、表面を磨いたりして、引き続き使用していきます。
屋根の先端には「水切り銅板」を葺き込み、屋根板への雨水等の回りを防ぎます。
柿板は軒先から、葺き進めていきます。
水切り銅板、柿板の下地となる「上目板(うわめいた)」を重ね、その上にいよいよ柿板を葺いていきます。
屋根の勾配の関係で、軒先には雨がたまりやすく、腐敗しやすいため、柿板の間隔を短く葺きます。
通常の平葺きは一寸の間隔で葺きますが、軒先は二分、四分、六分の間隔で葺きます。
これを「込足(こみあし)」といいます。
この込足に続いて、一寸間隔でずらしながら、平葺きを行っていきます。
また平葺きの一尺ごとに、「差し込み銅板」という、細長い銅板を挟みこみます。
柿板の腐敗の原因となるものは、菌や苔類の発生によるものです。
この差し込み銅板が、雨と反応して緑青が流れ、屋根を菌類から守る効果が見られます。
このように遠くからはわからない、細かい所にまで、先人達の知恵や工夫が隠されていることに、驚かされます。